フランス・パリ国立高等音楽院フルート科を一等賞で卒業。第14回日本管打楽器コンクール入賞。帰国後、小澤征爾に認められ、新日本フィルハーモニー交響楽団フルート副首席奏者に就任。CD「フレンチ・コンポーザーズ」(レコード芸術2009年3月号特選盤)、「フルート名曲31選」を発売し、共に村松楽器トップセールとしてベストセラーを飾っている。これまで、ヴェネツィア室内合奏団、カメラータ・ド・ローザンヌ、新日本フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演。ジャズミュージシャンのリー・リトナー (gt)、デイヴ・グルー シン(pf)、エイブラハム・ラボリエル、ウィル・ケネディ(dr)等とも共演。

故・林光氏とCD「花のうた~荒川洋・林光フルート作品集」、作品「裸の島(フルートとピアノのための)」「二羽の鳥、飛びながら話している」等、作品・公演に多くに関わり、東京文化会館小ホールでのリサイタルをはじめ、数多くのコンサートに関わってきた。2012年の軽井沢大賀ホールでのデュオ・リサイタルは、林光氏の最後のコンサートとなった。

ほかにも北爪道夫、加古隆、羽毛田丈史、宮川彬良、光田健一の作品にも関わり、特に、久石譲との交流も深く、プロジェクトW.D.O(ワールド・ドリーム・オーケストラ)、Music Futurs、ナガノ・チェンバー・オーケストラ(首席フルート奏者)メンバーとして活動。

作曲活動も精力的に行い、2011年クラリネット作品コンクールにて、自作品「クラリネットソナタ~モンマルトルの丘~(作品66)」が第三位に入賞。

作品CDとしては、「インストゥルメンタル・カラーズ~荒川洋フルート作品集(2008)」「戸定邸アンサンブル(2016)」を発売。

楽譜はブレーン株式会社より楽譜「メセナの丘で」「Insrtumental Colors I&II」、「フルートトリオ第1番&第2番」を出版。